ドミニク シャーマン
プロフィール
ベーカーマッケンジー東京事務所の紛争解決グループに所属。
英国で弁護士資格を取得後、2014年に来日。2017年にベーカーマッケンジー入所以前は、東京の著名な法律事務所に勤務。
ベーカーマッケンジーのヘルスケア&ライフサイエンス、テクノロジー、メディア&テレコムズ、およびエネルギー、鉱業&インフラストラクチャーの各インダストリーグループに所属。
取扱業務
国際仲裁・調停、イングランド及びウェールズと日本を含む各国の裁判所におけるクロスボーダー訴訟、コンプライアンス調査案件を含む、国内的・国際的側面を有する案件における助言提供および紛争解決実務に幅広く携わっている。
ヘルスケア・ライフサイエンスとエネルギー・鉱業・インフラストラクチャーを中心に、多数の業界において事業を行う顧客へ助言を提供し、代理している。
主要実績
仲裁・ADR(代替的紛争解決)
- ミャンマーにおける生産事業に係る合弁契約に基づき、シンガポールを仲裁地としたシンガポール国際仲裁センター(SIAC)規則に基づく仲裁において、日本の大手企業を代理。
- 日本における発電施設に関して、東京を仲裁地とした国際商業会議所(ICC)仲裁において、日本企業の海外社員を代理。
- 株式売買契約違反の請求に関して、ニューヨークを仲裁地とした国際商業会議所(ICC)において日本の大手製薬会社を代理。
- 欧州の取引先との販売契約に起因する日本を仲裁地とした日本商事仲裁協会(JCAA)規則に基づく仲裁において、日本の大手化学会社を代理。
- 開発および商用化契約に関するパリでの国際商工会議所(ICC)仲裁において、国際的大手製薬会社を代理。
- 東南アジアの相手方との複数の販売契約に関する東京での日本商事仲裁協会(JCAA)仲裁において、日本の商用車販売会社を代理。
- 日本での発電施設の建設に関する欧州の相手方との東京でのJCAA仲裁において、国際的大手太陽光発電会社を代理。
- ミャンマーで初とされる外国仲裁判断の承認および執行申請案件において、日本の商用車販売会社を代理。
- 複数の造船契約に関連して、東京を仲裁地として米国仲裁協会(紛争解決国際センター)(ICDR-AAA)の仲裁規則に基づいて行われた仲裁において、日本の大手造船企業を代理。
- 東南アジアでの発電施設の建設に関するEPC請負業者との仲裁の可能性がある案件において、日本の雇用主コンソーシアムを代理。
- 欠陥があるとされる製品に関連して、JCAA仲裁の可能性がある案件において、日本の自動車部品メーカーを代理。
- ワールドラグビー機構から2019年ラグビーワールドカップの参加20チームに対して懲罰問題への助言を提供する弁護団メンバーに選定。
訴訟・助言
所属
- 第二東京弁護士会所属
CSR活動
- 大学対抗交渉コンペティション(住友グループ広報委員会他主催)、審査員(2020年~)
- 女性のための世界的権利/すべての女性のための条約、家庭内暴力との闘い(日本支部)(Fighting Domestic Violence (Japan chapter), Global Rights for Women / Every Woman Treaty)、コントリビューター(2020年10月)
登録
- 外国法事務弁護士登録 (2015)
- England & Wales~United Kingdom (Solicitor Advocate) (2011)
- イングランドおよびウェールズ事務弁護士登録 (2009)
学歴
- Kaplan Altior (法廷弁護士資格(民事・刑事)修了) (2011)
- ランカスター大学 卒業 (LLB (Hons)) (2005)
言語
- 英語
- 日本語
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)はスイス法上の組織体であるベーカー&マッケンジー インターナショナルのメンバーファームです。