イアン・ マックファーソン
プロフィール
イアン・マックファーソン
Ean Stuart Mac Pherson
パートナー
所属グループ
大型プロジェクト
弁護士プロフィール
東京事務所のパートナー。エネルギーおよび天然資源分野における企業買収や合弁事業、大型プロジェクトを主に取扱い、特に上場鉱業会社への投資に関連する企業法務に携わる。
東京事務所に入所する以前の1995年から1998年にかけて、ベーカー&マッケンジーのバンコク事務所において訴訟・仲裁グループに所属。また1999年から2003年には、ベーカー&マッケンジーのシドニー事務所において大型プロジェクト・コーポレートグループに所属。
シドニー事務所では、オーストラリアにおける鉱業や林業、日用品販売、エネルギー分野への進出拡大を目指す日系大手商社のオーストラリア事業所へ顧問弁護士として出向した経験も有する。
取扱業務
鉱業、石油・ガス、電力、プロジェクト分野の案件および上場企業への投資案件に従事。日本の公共事業会社、商社および鉱業会社による、オーストラリア、インドネシア、カザフスタン、カナダおよびその他鉱業国への投資案件に携わる。
また鉱業、天然資源およびその他業界の上場企業に対する投資についても、クライアントにアドバイスを提供。IPO投資や戦略的提携による上場鉱業会社の株式取得、またエネルギー・天然資源分野のさまざまな合弁プロジェクトの再編とその後の株式上場に関連し、クライアントを代理。
主要実績
- シンガポール、米国、中東で事業を展開する船舶用燃料企業の再編において、出資者である日系商社を代理。さらにその後のシンガポール証券取引所へのIPOにおいて、船舶用燃料企業を代理。
- オーストラリア証券取引所へのオーストラリア石炭会社のIPOに際し、日本の投資家による過半数株式取得を代理。
- オーストラリア、インドネシアおよびカナダにおける10カ所以上の炭坑の買収と権益売却案件において、日本の投資家を代理。
- ベトナム国有会社と共同で北ベトナムに大型港湾建設のための合弁会社を設立する案件において、日本の海運会社および商社からなるコンソーシアムを代理。
- バス海峡における石油・ガス事業の権益11.25%を取得する案件において、日本の商社を代理。
- 西オーストラリアにおける大型LNGプロジェクトの持分買収案件において、日本の公共事業会社を代理。
- フランスの上場自動車販売会社の株式29.8%の取得案件において、日本の商社を代理。
- 南オーストラリアにおけるウラン採掘合弁事業において、日本の電力公共事業会社を代理。
- 2007年に実施されたタイにおける卸電力事業(IPP)の入札案件において、落札者となった日本の公共事業会社を代理。
登録
- 日本~外国法事務弁護士再登録 (2009)
- 豪州ニュー・サウス・ウェールズ州 (1999)
学歴
- University of Sydney (LL.M.) (2003)
- Australian National University (B.A. Asian Studies/Thai) (1994)
- Australian National University (LL.B.) (1994)
言語
- タイ語
- 日本語
- 英語
過去に勤務したオフィス
- Bangkok
- Sydney
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)はスイス法上の組織体であるベーカー&マッケンジー インターナショナルのメンバーファームです。